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2020年 11月 24日 「おでんの中の大根」理論
好きなおでんの具はなんですか?
そう聞くと、上位にランクインする。
好きな野菜はなんですか?
そう聞くと、下位にランクインする。
今日は、そんな地味な野菜
「大根」に関する話をします。
冒頭でも触れましたが、
徐々に気温も下がり、
おでんが美味しい季節がやってきました。
私はおでんの具の中で、大根が大好きです。
味がしゅんでれば、しゅんでるほど
最高に美味しいですよね。
ところで、みなさんはおでんの具で何が好きですか?
卵の人もいれば、
もち巾着の人も、
牛すじ、こんにゃく、はんぺん、ちくわ
などが好きな人もいると思います。
それこそ、大根が一番!
なんて人も少なくないんじゃないでしょうか。
それくらい、おでんにおいて
大根は定番な具になっています。
しかし、好きな野菜となると話は別です。
好きな野菜ランキング2020では、
(毎年8/31野菜の日に発表される)
玉ねぎ、キャベツ、ジャガイモ、トマト、枝豆
に次いで6位になっています。
調べた限りでは、
好きなおでんの具ランキングで大根が
3位以内にランクインしていないものは
ありませんでした。
一方で、好きな野菜ランキングでは、
去年が8位で今年が6位。
けっして低くはないですが、
高いとは言えません。
しかも、普段大根ってどんなイメージを持っていますか?
まあ、地味ですよね。
大根≠派手、メイン
大根=地味、サブ
なんて印象が強くないですか?
「ふだんだいこん」は地味なサブキャラ。
けど、
「おでんだいこん」は違う。
本来の甘みを存分に発揮して、
独特の存在感を醸し出している。
つまり、
自身がいる環境が変われば、
自身の価値も変わる。
そして、視座を変えると、
誰かに与える環境を変えれば、
その人の可能性も変えられる。
地味でもヒーローになれるし、
ヒーローにさせることもできる。
これを読んでいる、
生徒や助手に少しでも響くことを願って。
担任助手3年 大岩優斗