解いて満足してない? 関 | 東進ハイスクール 青葉台校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

東進ハイスクール 青葉台校 » ブログ » 解いて満足してない? 関

ブログ

2025年 7月 26日 解いて満足してない? 関

こんにちは、担任助手3年の関です。お久しぶりです。

ちょうど今自分自身も期末勉強をしており、その息抜きとしてこのブログを書いているので、皆様も息抜きだと思って読んでみてください。

今回のブログのテーマは、今まさにやっている期末勉強にも通ずることがある「過去問の復習方法」についてです。実は受験生の時にやってた復習方法とほぼ同じようなやり方で今も大学で勉強しており、それでなんやかんやいい成績をとってます(自分で言うな)。皆様7月がもう終わりそうです。ほとんどの人が過去問演習に入っていると思いますが、ただこなすだけでは意味なく時間が溶けてしまいます。せっかくの夏休みをダラダラ過ごさないようにも、効率よく勉強していきましょう。

 

これから述べる三つの点を意識することだけで、過去問をただ演習する時間が点数を伸ばして学力を高める時間に変わる(経験則)ので、少し意識してやってみてください。以下の順番通りです。

 

1.問題の分類とランク付け

はい、まず一番目は解いた問題の分野別に分けます。多分数学や理科はかなりやりやすいと思います(電磁気、整数とか)。これは正直なんとなくで大丈夫ですが、なんとなく自分の繰り返し間違えている苦手分野だったり、重点的に復習するべき分野がわかります。

次に自分がどれくらい問題が解けたのかをランク付けします。これがめっちゃ重要です。僕の例で言いますと、A~Dでランク付してました。

A:完璧に解けた(記述も文句なし)

B:方針が合っていて、最後だけ計算ミスなどの些細なミス(記述の飛躍なども含む)

C:途中まで解けている・部分的に解けている

D:全く歯がたたない

復習を効率的にするためには解ける問題を何周をやっても意味ありません。周回する時にもしAとかBで評価されているものに当たったらいいプレッシャーになりますし、最初はCとDの分野を復習するなどかなり時間が短縮できます。

2.自分の言葉でまとめる

解答解説を丸写ししてもいいですが、どうしてもそういったものは定着しづらいし2周目や3周目ではとっくに忘れています。一回解説を理解して方針やポイントを噛み砕いて自分の言葉でまとめるだけで全然違います。方針を軽くフローチャート作るのとかもおすすめです。

例)数学的帰納法を用いた証明(当たり前すぎますが、、、)

(1)n=1で仮定が成り立つことを確認

(2) あるnで成り立つと仮定してn+1でも成り立つことを変形や不等式評価などで証明

3.インプットよりもアウトプット

これは問題を間違えた理由に依るので一概としては言えませんが、個人的にはインプットよりもアウトプットの方が重要だと思ってます。英単語も数学の解答もただ眺めて理解するだけではなんも残らないです。脳が優先的にアウトプットした情報を貯蓄するので、何も見ずに暗唱できるかやそれこそ2番目のポイントでまとめたものが言えるかを、積極的に行なっていく必要があります。アウトプットしているとそのうち全然覚えられなかったものが自然に身についてきます。全然定着しないのはシンプルに演習量が足りないだけなので努力しましょう。

友達や家族に今日勉強したことについて話すと言うことから始めるとかでもいいです。軽く自分がやったことをその人たちにすると記憶の整理と同時に息抜きにもなるので一石二鳥ですね。受付にいる担任助手にも今日勉強したものを具体的に共有してみてはどうでしょうか?

以上の三つがおすすめの勉強法です。冗長に書きましたが、過去問演習の本質は復習なので実践してみてください。また、これはあくまで自分でうまくいったものなので参考にするかどうかは自己責任です。一番は自分の最適な復習方法を早い段階で確立することです。暑さに負けず頑張っていきましょう!

担任助手3年 関

<各種お申し込みはこちらから>

過去の記事

夏期特別招待講習
4講座無料招待受付中!