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2019年 5月 30日 まきなのぶっちゃけ

こんにちは!

慶應義塾大学 文学部のクラノマキナです!(同期の藤本大先生と同じ学部ですが、私は未だに彼を大学で見かけたことがありません。)

5月ももう終わるんですね。。。
大学生になってから信じられない速さで時間が流れています

部活も決まりやっと大学生活にも少しずつ慣れてきました。
大学生時間めっちゃあるよと聞いていましたが、そんなことみじんも感じないくらい時間がないです(笑)
スケジュール管理徹底していきたいですね。受験期のように。

 

昨日のブログは皆さん読みましたか?
昨日の担当、ゆい先生とは小・中・高一緒なんです!
いつも元気で面白い、ダントツ話しやすい先生なのでは?

マスター、私は逆に、全然やらなくて本当に後悔した勢です。
上級英単語、本当に早くやった方がいいですよ、まじで…

ぜひまだ読んでない人は読んでみてください!

私も今回のブログでは「受験期のぶっちゃけ話」を書いていきたいと思うのですが。。

本当に思いつきません(笑)

他の助手のぶっちゃけが結構面白くて焦ってます。

 

数で攻める??笑
2つぶっちゃける????笑
そうします。

 

私は…ぶっちゃけ…

 

「超夜型」でした。

分かってはいるんです。勉強は朝型のがいいって。

けど、朝になれてなくて結局眠くてできないなら、夜の脳みそ覚醒してるときにやった方が絶対よくない?と、思っています笑

 

さすがに試験近くなってきたら、朝型にシフトした方がいいですよ!

あ、あと、夏休みめっちゃ朝型にしてました。

結局人間、やろうと思えばやれるもんです。
やろうという意志さえ強けりゃ、本当におきたいなら、朝起きれるはずです!

 

二つ目のぶっちゃけ…

実は…

 

私は…

第一志望の過去問を解くのが好きでした!

(うわぁ〜て思った人いるよね、ごめん)

 

過去問って聞くと、皆さん「難しそう…」とか「大変そう…」とかネガティブなイメージをもちがちなんじゃないかなと思います。

実際私も、最初はそうでした。とけないのも怖いし、できないし。

  • ただ、「過去問は大学からのラブレター」といわれることがあります。
    大学は過去問を通して、どんな学生を求めているのか伝えようとしてきます。
    たとえば経済学部だと「ある発明家が成功したのには経済学的なストラテジーがあった」的な話は本当に鉄板です(笑)

 

正直私は、面白いと思えたことはほとんどありませんでした。難しいし(笑)
ただその中で、慶応文学部の英語や小論文の課題文だけは毎回すごい面白く感じていました。
英語だと例えば、「人はなぜ笑顔をつくるのか」とか。
「中世においてすたれていった入浴文化」とか。どこにも「文学部らしい」要素が見当たりませんが…(笑)社会学的要素が強い年でした。テルマエロマエって覚えてますか?あの映画が公開された年です。(笑)

「友情についての考察」というテーマの年もありました。
これ個人的にすごい思い入れがあって…
これ解いた時期すごい病み散らかしてて、そんな時に下の英文に出会いました。

「what would be the point of treating one’s friend as one does oneself if one doesn’t love oneself to begin with?」
―もしあなたが、そもそも自分のことを愛していないのならば、自分の友人を自分自身のように扱うことにいったい何の意味があるのだろうか?

これ読んだとき、本当に自習室で泣きそうになりました。
受験期はたとえ周りからプレッシャーを与えられなくたって、自分で自分に厳しくなりすぎることが多々あります。
周りを大切にするには、まず自分を大切にしなくてはいけない。それを受験生に対して読ませてくる大学の感性にグッときました。(笑)

「正しい綴りの持つ意味」というテーマの年もありました。文学部がですよ?(笑)
(英作で綴りミスったら減点する癖に(笑))
「難しい綴りを覚えてることが本物の知性なんだろうか?」という内容でした。
歴史に名を刻む天才作家たちも実は綴りに弱かったとか。

小論文の課題文も面白いです。
「中動態という考え方」というテーマとか。

拳銃で脅され「金を出せ」と迫られた人が恐怖のあまりお金を差し出す。
別に暴力を振るわれたわけではない。ならこれは、自発的な行為なのでしょうか。

昔からこういう変なことをよく考えてたので、知識人たちの綴る言葉に感銘を受けたり時にこの社会の残酷さに絶望したり、個人的に好きな時間でした。

私が受けた2019年度は「能力主義とはなんなのか、その評価にどれだけの価値があるのか」
というテーマでした。
「能力主義」に使われる基準とは社会全体が自然と定めていく暗黙の基準であり、それを形にするために、能力試験が課される。ただその試験ではかろうとする能力がその人の能力を本当に測れるかわからない。
しかも、特に日本では、一度乗せられたその人の能力階級から昇格する機会はほとんど得られない。

こんな内容を、能力主義のど真ん中「受験」にいる私たちに読ませ、能力主義が正しいものなのか問うてくる大学…良い…(笑)

 

あくまでこれは、慶応文学部の一例であって、それぞれの大学にそれぞれの特徴があると思います。

 

「どこの大学に行くのか、ではなくて、大学で何をするのか、が問題だ」とよく言われますが、私はその通りだと思います。
そこで何を学びたいのか。そこで出会い、ともに学びを得ていく仲間にどんな刺激を得ていくのか。
その判断基準の一つに、過去問は使えるんじゃないかな、と個人的には思っています。

これからみなさんどんどん過去問を解いていくと思いますが、その問題を大学はどうして選んだのかな、とか考えてみるのもいいかもしれません。

 

明日のブログは同期の野口智裕くんです!
見た目とのギャップが半端ない人だと思います。最初怖そうだと思ってたけど、ほんとにただやばい人でした(笑)
あ、マフラーまくのが異様にうまいです。今年の冬教えてもらおうと思います。

たぶん今世紀最高に面白いブログになると思うので、楽しみにしててください!
では!

一年担任助手 蔵野マキナ


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