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2016年 11月 6日 併願校のおはなし
お久しぶりです、松本です。
秋もだいぶ深まってきましたねー
突然ですが、僕の大学はいまテロに襲われています。
その名も「銀杏テロ」
東京都の都の木が、どうしたことかイチョウであるため、
東大のキャンパスはイチョウの木が無数に乱立しています。
確かに黄葉はきれいです。
たしかに。
でもにおいが。
なんだか最近キャンパスを歩く人が少なくなっている気さえします。
学問を修めるには数多の困難を乗り越えねばならないということを、遠回しに教えてくれているのかも知れません。
・・・
そろそろ本題に入ります。
高3生のみなさんは今第一志望校を決め、それに向かって突き進んでいることと思います。
ところで、併願校はどれぐらい決定していますか??
今日は特に国公立大学志望生に向けて、併願校のお話をしたいと思います。
今年の国公立大の試験日程は2月25および26日です。
センター試験本試が1月14日、15日なので、センターから二次までは約40日間あります。
この40日、
実は、受験生(特に現役生)がもっとも伸びる40日と言われています。
しかしこの時期は早慶をはじめとした私立大学の受験日でもあります。
「絶対現役にこだわりたいから私立はたくさん受けます!」
って人、気持ちはめちゃめちゃわかります。
でも私立を受けるとなると、そのための対策をしなければなりません。
さらに受験日は丸一日国公立大学のための勉強ができません。
知っておいてください。
私立を受けるというのは、国公立大学に合格する確率を自ら低下させることなのだ、ということを。
キツイことを言うようですが、それが現実です。
もう一度いいますが、ラストの40日は本当に伸びます。
私立を受けないほうがいいと言うつもりは全くありません。
むしろ受けた方がいいと思います。
でも数を考えてね、と言いたいのです。
最後は、どれぐらい第一志望校にこだわりたいか、という自分との相談になると思います。
でもぜひ40日間の貴重さは心に留めておいてください。
それでは!ファイト!!!
東京大学文科一類 松本亮