ふじもとーーく#12「オースティン川上の青春」 | 東進ハイスクール青葉台校|神奈川県

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2020年 2月 25日 ふじもとーーく#12「オースティン川上の青春」

2月25日。国公立入試。お世話してくれた部活の先輩やちょっと怖かった応援団長も共に闘っている。

そんなことを考えながらオースティン川上は自身の高校生活について思いを馳せていた。

部活には入らず、趣味もなく、学校行事にも参加しなかった。だからといって勉強ができるわけでもなく、当然彼女もいない。それまで考えたこともなかったが、1番の親友に恋人ができてからは何もしてこなかったことを後悔するようになった。

俺だってスタバで何とかフラペチーノ食ってインスタに載せて、制服デートもしたい人生だった。。

残された高校生活は1年。
この1年をどう使うか。選択肢は2つあった。
①最後の1年は全力で遊ぶ。彼女を作り、学校行事に励み青春を謳歌する。
②必死の受験勉強。修行僧のような生活をしていい大学に入る。

オースティンは迷った。制服は卒業してからはただのコスプレだ。初々しさなどなく、ただ過去への執着を表すだけの遺物になる。いやだ、それはいやだ。いや、ちょっと待て。俺は今まで彼女が出来たことがあったか。誰かの1番になれたことがあったか。無い。そんな経験は妄想以外でしたことはない。そんな俺が1年で彼女を作り、イケイケな青春を送ることなどできるのか。彼女も出来ず、受験もせず、ただ漫然と過ごす最終学年。それだけは絶対いやだ!!

オースティンは勉強を選んだ。
かつてないほどの熱量で、知識を叩き込んだ。頭が痛い。目が充血している。辛い、辛い、辛い。未知なる苦痛に耐えながらも勉強も続いた。

ある日曜日。いつものようにオースティンは朝8時から勉強をしていた。集中力が切れていてふと時計を見ると短針は10をさしていた。まだ2時間しか経ってないのか?

だが、窓の外は暗い。
もしかして、いまは。。
勘のいい読者ならお気づきだろう。そのとき時計が指していたのは午後10時だったのだ。

気づかぬうちに14時間勉強をしていた。あんなに辛かった勉強がここまで 没頭できるものになっていたのだ。

今まで1度も頑張ることのなかった自分がこんなにも成長したのか。

オースティンは自分の変化が嬉しく、更に勉強をした。

「ただ勉強するだけの青春があっても、ええんとちゃうんか。」
そう、思えたのだ。

勉強は努力を裏切らない。
それに気づけた彼は無敵だった。

新高3、2のみんな。
最後まで読んでくれてありがとう。
迷うことがあれば、勉強するのが良いのかもしれませんよ。

そして昨日の伊丹くんのブログを読みましょう。僕も今から読みます。
明日は高柴さんのターンですね。
このブログの5兆倍おもしろいのでご期待ください。

それでは〜

※この物語はフィクションです。実在する人物や団体名とは一切関係ありませんのでご了承ください。

担任助手1年 藤本琉平